うなが　むにー

忙しいこともあったが、頭が廻らず書きかけた文書が途中で止まっていた。最近投稿する記事も無いので気を取り直して短い文章でもいいから臨海の感想を書くことにした。

敗戦後、しっかりサポーター方向を見ながら一番先に小走りにサポの前に立ったのはやはりこの男だった。うつむきながら来る選手たちに顔を上げろ、まだ次があるんだ！と叫んでいた。

試合中は勿論、試合後もこの男からは闘志が溢れ出ていた。素人目には絶体絶命と思われたピンチでも相手選手との間を取りながら冷静に対応しシュートを許さなかった。ゴールこそならなかったが大久保のロングスローには再三気持ちのこもったヘディングをしていた。そして試合後の挨拶、挨拶後選手がすぐに引き上げる中、ベンチでの監督との真剣な長い話、その全ての行動に私は引き付けられていた。もう次は無いくらい追い詰められているがこの男のリーダシップに期待するしかない。

試合内容は試合開始後の2～3分を除いて前半30分までは完全な琉球ペースだったが、一瞬の隙を突かれての失点だった。久しぶりに出た望月は最終ラインの前で身をていして献身的に動き回っていた。何度も両手を叩きながら皆を鼓舞していた。確かに攻撃面ではあまり貢献していなかったと思うが、今の琉球には守備の安定が一番そういう意味でも私の目には今年一番ボランチが目立った試合だった。

富山チームの統合で自動降格から免れそうな気配だけどロッソがまだどうなるか判らない。
そのためにも次の鳥取、高崎には絶対負けないでほしい。